企業情報
2014/11/12 -  | 

あの「つっぱりポール」を生んだ伝統と革新の“暮らしアイデア企業”

戦後アルミサッシの普及に尽力し、その技術力を応用し現在お家の中の暮らしの充実をテーマに“整理・収納”に力点を置いた生活雑貨メーカー。創業61年の「伝統」に新たな「革新」という相反するこの二つを兼ね備えた企業が平安伸銅工業である。商品の代表格は「つっぱりポール」。家庭で使われている「つっぱりポール」や「防災耐震ポール」の多くは実は平安伸銅の商品なのだ。

今では“つっぱり”の機構を生かした商品領域は棚、押入れ、インテリア、キッチン、洗濯機周り、室内物干し、防災など、家周りのあらゆるところに拡がっている。卸会社から大手流通チェーンを通じて私たちの手元に届くという、強固な販売チャネルを構築。最近では、小売企業のプライベートブランド商品としてのOEM供給も多く、大手企業からの幅広い支持と信頼を得ている。

柔軟な雇用形態も、すべては「家庭生活の充実」

同社のモットーは“家庭生活の充実”。竹内専務は言う。
「暮らしを豊かにするアイデア商品の開発には日々の生活を楽しみ、家庭での充実した時間をたくさん持つこと。日常の不便さが発見でき、いい商品が生まれる。」
このため、この企業に残業はない。女性社員のみならず、男性社員も家庭の時間をできるだけとってもらいたい、という考えからだ。

また社内親睦を深めるために、新しいスタイルのランチ会も定期的に行っている。社内の空きスペースにブルーシートを敷いて行う「すき間deランチ宴会」だ。この企画は、NHKの人気番組『サラメシ』にも取り上げられた。「ワークライフバランス」を率先する企業が平安伸銅工業なのである。

歴史ある企業だが、そこに安住することなく人材の競争力を向上するため、様々な人事の取り組みも行っている。現在、中国人採用を行い、母国の収納ニーズを積極的に収集し新たな商品開発を仕掛けている。また、主婦の採用にも力を入れており、時間制ではなく開発納期に見合う勤務形態を採用する。キャリアブランクのある主婦を在宅勤務として採用。パッケージデザインを手掛けるなどの大きな成果も出ている。事業目標に合わせた戦略的な雇用形態を採るなど柔軟な面も持ち合わせる。伝統に甘んじない革新性のひとつの例である。

『cataso(カタソ)』---片付けの悩みをプロがアドバイスするWEBサイト。お片づけのプラットフォーム化を目指す!

伝統ある平安伸銅工業は、モノづくりのノウハウを充分に持っている。ここに「暮らしの知恵」を掛け合わせれば、たくさんの生活の発見が生まれる。片づけ、収納の悩みは誰もが持っている。そこに特化し整理収納のプロ達がアドバイスするWEBサイトが『cataso(カタソ)』だ。

身の回りのたくさんの片づけのお悩みシーンを、お片付けのプロ十数名が、様々な角度から丁寧にアドバイスする。イベントやセミナーも開催し、その告知も充実している。

“片づけ”を通じて人とモノが結びつき、暮らしの発見や解決に導いてくれるのが『cataso』である。
同社は、このサイトを通じてお片付けのプロと消費者のコミュニティの場が形成できればと考えている。

平安伸銅工業株式会社

家庭用品・DIY用品の製造
・突ぱりポール・突ぱり棚
・サニタリー・キッチン収納用品
・押入れ収納用品・室内間仕切り
・ベランダ物干し

専務取締役・整理収納アドバイザー 竹内 香予子

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